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9月28日~10月1日 Valladolid

9月28日 つくば~成田~Madrid

7:20、つくばセンター発のバスで成田空港へ。定刻の9:00に到着。もうチェックインが始まっていたので、JALのカウンターに並ぶ。9:30ごろチェックイン終了。空港内の銀行で、スペインペセタに両替、その後出国。免税店で化粧品を購入。まだまだ搭乗まで時間があったので、喫茶店でお茶。11:30より搭乗、12:00過ぎ離陸。

成田空港は、かなり人が多かった。11:00~12:00のちょうど離陸が多い時間帯とはいえ夏休みも終わった平日だと言うのに...。「アリタリア」に乗れる、と思っていたら、JALとの共同運航で、機体もスチュワーデスもJAL。まぁ、お陰で定時に出発したのかも...。機内食は、和食と洋食の選択。(夫)は和、(妻)は洋にした。洋にはデザートが付いていたので。機内はすっかり満席。でも、思ったほど若い女の子ばっかりというわけでもなかった。ミラノ→マドリードはアリタリアのはずなので、機体&サービスに乞うご期待、というところ。

ミラノには、現地時間17:50ごろ到着。19:40のマドリード行きに乗り継ぐ。マドリードまで1:50の旅だが、簡単な夕食が出た。生ハム、チキンハム、アーティチョークの皿と、ツナ・インゲン・ポテトのサラダのお皿。食後にはチョコアイスのデザートも出てびっくり。飛行機は真ん中に通路で、両側に2席ずつの小型機だったが、座席がとてもゆったりしていて楽ちんだった。

21:30、無事マドリードに到着。すぐタクシーにてホテルに向かう。ちなみに空港でのT/C両替レートは、16,000pts/1万円。成田は14,000ptsだった。今夜のホテルはアトーチャ駅近くのHotel Mediodía。お風呂に入ってすぐ就寝。

9月29日 Madrid~Valladolid

El Corte Ingrés

朝8:30起床。朝食を食べに外に出る。近くのBarで、(妻)コーヒーとチューロス、(夫)コーヒーとサンドイッチ(ハムサンドトースト)を食べる。ちょっとチューロスが油っぽかった。10:00にホテルを出て、タクシーにて南バスターミナルへ。ターミナルで12:30のバヤドリード行きのチケットを買い、それまでの間、すぐ近くのデパート(エル・コルテ・イングレス)へ行く。スペインは想像以上に、寒かったので、(妻)のジャケットをみつくろう。モスグリーンのジャケットを購入。15,900pts。

マドリードからバヤドリードは、2:15の道のり。途中で牛馬の放牧を盛んに見かける。また、あたりの土地は、岩だらけ。ひまわりが立ち枯れているのも見た。


Hotel Roma

14:45ごろバヤドリードのバスターミナル到着。そこから市の中心部、マヨール広場に向かう。(夫)が赤ミシュランで調べたHotel Romaに投宿。ダブルで7,000pts。荷物を置き、昼食をとりに外へ出る。手ごろなBarがなかなか見つからず、かなり歩き回った末、駅近くのところに入り、タパス少々をつまむ。戻る途中のスーパーに入り、水・シャンプー・ポテチを購入。水は1.5リットルで60ptsもしない。エビアンは140ptsぐらい。さらに、マヨール広場近くを散策後、ホテルに戻るともう17:00.(妻)はそこから20:30までウトウト。21:00ごろ夕食を取りに外へ。昼間見かけた店へ入る。この時間で、私たちが最初の客。1,600pts/人の本日の定食を頼む。(妻)はきのこの炒め物、イカリングフライ、カスタードプリン。(夫)は魚のスープ、エビオムレツ、季節の果物(オレンジを選択)、さらにパン、ワインがついた。追加でコーヒーも頼み、Total3,850pts。

昼間は閑散としていた街並が、21:00ごろには人がうじゃうじゃ。本当にスペインは夜の遅い国だと実感。

今23:10。これからお風呂に入って寝ます。(夫)は洗濯中。

9月30日 Valladolid

彫刻美術館正面 彫刻美術館チケット

9:00起床。9:30ごろ朝食をとりに外へ出るが、誰も歩いていない。どうも土曜日なので、いつもよりさらに朝が遅いようだ。開いている店も少なく、やっと見つけて入る。その後、カテドラルを目指して歩くが、方向がちょっとずれていて、彫刻美術館にたどり着く。どちらにしろ見ようと思っていたといころなので、見学。ひたすらキリスト、マリア、その他聖人ばかり。すごいのはすごいのだが、いささか食傷。外に出て、歩き疲れたので、近くにあるBarに入る。おじいちゃんがやっているところで、(夫)生ビール、(妻)カフェ・コン・レチェを頼むと、(夫)のおつまみとしてポテトフライが中皿で出てきた。でも、2人で300ptsくらい。

その後、カテドラルに行き、付属の美術館を見て出てくると、何と、結婚式が始まるところだった。少し待って、参観。

カテドラルの結婚式の様子 結婚式用の自動車

この日のランチは「メヒジョン(ムール貝)」という名のお店で、飲み物とイカリングフライのボカディーリョ、ムール貝にソースのかかったものを食べた。一旦ホテルに帰り、16:00ごろまで昼寝。それからバスターミナルへ行き、明後日のラ・コルーニャ行きバスのチケットを購入。1日1本しかないので用心して、前もって買ったのだが、なんと座席番号1と2。こっちの人は、あんまり前もっては買わないのかなぁ?7時間もかかる長距離バスなのに。

東洋美術館チケット

町の中心部に戻ってくる途中、東洋美術館に寄る。ここは、キリスト教のアウグスティン派(?)が布教活動をする中で集めた美術品を展示しているところだった。半分くらい中国のもので、(妻)が、スペイン語で書かれている中国の言葉の発音から漢字を推測。(夫)がスペイン語の説明を解読。でも結構頭を使った。

例:Shou - Lao(スペイン語)→寿老(中国語)→寿老人(日本語)

外に出ると18:30ごろ。ここの教会でも結婚式をしていた。今日はお日柄がいいのかな?戻る途中の公園・池にはカモ・オシドリ・黒鳥などがたくさん泳いでいた。

市の中心部、マヨール広場は朝とはうってかわって、人・人・人。老若男女問わず、立ち止まって話をしたり、お店のショーウインドーを覗いたり。こちらのお店(特に服屋)では、ショーウインドーに展示してある洋服にすべて値段が書いてある。これを見て品定めしてからお店に入るらしい。

この街にも(というか、スペインどこにでも?)ある、エル・コルテ・イングレスに入り、ブラブラする。想像以上に寒いので、長袖のTシャツを探したのだが、ことごとくウールのセーターばかり。地下のスーパーで、水とヨーグルトとプラスチックのナイフ・フォーク・スプーンを購入。

部屋に帰ってきたのが20:00ごろ。一休みをしようと思いベッドにはいたらいつのまにか眠ってしまい、気がついたら22:30。でもスペインではこれからが夕食時間なので、外に食べに出る。いろいろ探してレストランに入ったのが23:00。「本日の定食」で(夫)はガスパチョ、鳥のモモ焼、プリン、(妻)はサラダ、薄いヒレカツみたいなの、プリンを食べる。こっちのデザートはものすごく甘くて、食後コーヒーを追加。食べ終わったのは24:00ごろだったが、そのころ入ってきたカップルがいた。外はまだまだ活気があって、おじいさん・おばあさんも歩いている。

ホテルに戻り、あまりにお腹一杯だったので、食休みがてらTVでオリンピックを見る。当然ながらスペイン語でスペイン選手ばっかり。2:00ごろ就寝。

10月1日 Valladolid

朝は9:30起床。窓から外を見ても人ひとり歩いていない。10:00過ぎに外へ出て朝食を取るところを探すが、昨日より更に店が開いていない感じ。1軒見つけて入る。その通りに露店が出ているので覗くと、切手、コイン、バッヂ類の店。売っているのも見ているのもおじいちゃんばかり。

日曜日のミサを見にカテドラルへ。荘厳な雰囲気ではあるが、信者は10人ばかり。その後も街をぶらぶらする。店はBar以外、ほとんど閉まっている。一旦ホテルに戻り、昼過ぎに再びランチのために外へ出る。さっきよりは人がいるが、まだまだ少ない。今日は寒いからかな?と思いながら、何軒かBarを覗くと、中には人がたくさん。歩き回っているうちに、教会の前に出た。この教会にはぞくぞくと人が入っていく。これからミサがあるのかな?近くで見つけたBarに入り、生ハムのボカディージョ、ツナ缶のボカディージョ、トルティージャを頼み、2人で分ける。ホテルに戻ってきて、外kら見上げてみると、私たちの部屋はまだ窓が開いている(=掃除が済んでいない)。近くで見かけて気になっていたエビ料理がウリのセルベセリア(ビール屋)に入る。珍しくコーヒーはない、とのことなので、(夫)生ビール、(妻)コーラ、あと名物のエビの鉄板焼を頼む。エビは900ptsをもしたので、ちょっと高いと思っていたのだが、出て来たのを見ると、頭つきの、殻つきのものが14匹。アツアツのところを2人で手づかみで食べる。日本のエビより身が柔らかいがすごく美味しかった(イタリア料理の手長エビみたいな食感)。ホテルに戻って、やっぱり掃除が済んでなかったので、フロントにお願いしてロビーで待つ。終わって部屋に戻ったのが、15:30ごろ。

夜の食事。きちんとした重い食事に飽きたので、軽くと思いマヨール広場に面しているBarに入る。しかし、メニューにあったのはトルティージャとポテトフライのみ。しかもポテトは、中くらいのお皿いっぱいの量。(妻)途中で飽きる。口直しにと思い、他の店を探すが、なかなかピンと来る店がなく、疲れもありそのままホテルに帰る(要は、途中で(妻)の機嫌が悪くなったと言うこと)。お風呂に入って就寝。

おまけ:栗みたい

公園の並木

Valladolidの川沿いの公園を歩いていたら、こんな木が植えてあって、実が落ちていました。

木になっている姿 栗みたい

「栗みたいだね~」なんて言いながら実を拾っていると、向こうから「食えねぇぞ~」って。公園掃除のおじさんがにっこりしながら声をかけてくれました。

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